スーパーファミコンのおすすめ名作ゲーム10選!! ちょっと隠れた良作を紹介する。

セガなんてダセーよな(≒こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?)

以前に書いたこちらメガドライブ名作ゲームの記事に毎日ポツポツとアクセスを頂いている。全国の頼もしきセガキッズ(over 30)、かつての戦友(とも)たちがアクセスしてくれているのだなと思って感慨深い。

どんな検索ワードで訪問してくれているのか? 作品名かな? と気になってみてみると・・・

なんと「スーパーファミコン 名作」とか「スーパーファミコン おすすめ」とかのキーワードが半分を占めているではないか!
あぁ。スーパーファミコンと戦える なんて書いたばっかりに・・・。 

 

・・・ちょっと申し訳なくなってきた。
(セガファンもっとがんばれよ!)

 というわけで、今回はお詫びの意味も込めてスーパーファミコンのおすすめ作品を紹介しよう。

メガドライバーとしての矜恃?
いや。セガださいし。 ゲハ戦争などない牧歌的な時代のキッズだから。
全てのハードを愛するものとしてお届けしたい。

スーパーファミコンの隠れた名作ゲーム10選!! 

マリオ、マリオカート、ファイアーエムブレム、ドラクエ、ファイナルファンタジー、ドンキーコング、F-ZERO、ゼルダ、クロノトリガー、ロマサガなどなど・・・。

みんなが知ってるそういうのは省かせてもらった。いれちゃうとメガドライブの名作の数を余裕で上回っちゃうから仕方ない。

Racing レースゲーム

■1 ロックンロールレーシング

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Rock'n Roll Racing 。namco から発売されたレースゲーム。namco だから安心して遊べるしっかりしたゲームなのかなと思いきや、頭のぶっ飛んだアメリカンテイストのゲーム。ナナメ見下ろし視点やビーム攻撃で敵車を破壊できるとか、ブレーキが無いとか特徴は色々あるんだけど、一番はBGMがホンモノのロックなこと。

Deep Purple 「Highway Star」、Black Sabbath 「Paranoid」、Steppenwolf 「Born To Be Wild」、 Bad To The Bone とか Peter Gunn のテーマなど往年のロック・ミュージックを使用しているのである。

僕はずいぶん後になってこのあたりのロックを聴き始めたが「あれ? ロックンロールレーシングの曲じゃないか!」と驚いたものだった。

 

■2 トップレーサー2

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ケムコとかいう当時はナムコと紛らわしい名前だなと思っていたメーカーから発売されたレースゲーム。これも洋ゲーで向こうでは Top Gear という名称で呼ばれていたらしい。というのを Wikipedia で今知った・・・。

これもまたBGMが最高! NewOrder を想起させるベースラインを持つイカしたテクノなので是非聴いてみて欲しい。

このゲームはマリオカートのような上下分割の2Pプレイが熱い。クラッシュしていくとどんどん車体にダメージが蓄積される仕組みで、壊れていくにつれてスピードが遅くなる。したがって勝つには「いかに相手を削るか?」が重要だった。相手の目の前に躍り出て急ブレーキを掛けて、バンパーを削っていく「バンパーけずり」の仕掛けが楽しかった。

 

■3 ゼロヨンチャンプ RR(ダブルアール)

 

いまどきの若人はゼロヨンなんて知ってるんだろうか? 一言でいうと車での直線400m競争。それをコントローラーで再現したゲーム。一応は車名実名。・・・以上。

レースゲームの枠に入れたんだけどロールプレイングゲームの枠に入れるか迷った。実はミニゲームと称されたおまけのRPGがすごく作りこまれている。車を買うために警備員のバイトをするという設定で、建物のトルネコライクなダンジョンを攻略していく本格的なRPG。噂によるとレベル999まで成長するらしい。多分こっちが本編。

ロールプレイングゲーム

■4 メタルマックス2

データイーストから発売された戦車を改造して育てて戦う独特なセンスのRPG2作目。ケレン味たっぷりのセリフとイベント。個人的にはスーパーファミコンで一番好きなRPGかな。

是非とも遊んで欲しい。え?今更SFCなんて・・・という方に朗報。数年前にDSにてリメイク版が出ている。このリメイク版が素晴らしい出来で、スーパーファミコン版のテイストそのままにグラフィックやシステムが進化している。アレンジできる戦車の幅も広がってる。

スーパーファミコンで一番好きなRPGを更に超えてきたって・・・、つまりは大好きってことかな。

 

■5 海のぬし釣り

ぬし釣りシリーズの海編。釣り ✕ RPGというおかしなテイストの作品。釣った魚を売ってお金を設け、道具をととのえて行きより様々な魚を集めていくゲーム。釣りゲームとして仕掛けの種類や魚の種類が豊富なことが特徴。

僕は釣りが趣味なんだけど、このゲームで用語や魚名を覚えたのが結構役立っている。実際に新しい種類の魚を釣ったときなんかは、このゲームの図鑑に載ったような気分とシンクロして楽しい。 

■6 ラブクエスト

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徳間書店から発売されたRPG。このRPGはすごい。なんと出てくる敵キャラが全て女性。通常のRPGは「戦う」などのコマンドでダメージを与えるところ、本作は「口どく」コマンドによってダメージを与える。ちなみに戦闘ではなく「♡ラブアタック」と言う名称である。

結婚式当日に指輪交換時に突然婚約者が目の前から消えてしまったというところから物語が始まる。東京を舞台に探しまわる。果たして婚約者は見つかるのか?

下ネタやくだらないネタのオンパレードではっきり言ってバカゲーなんだが、ギリギリのところでバランスを保っている。最後まで遊べてしまう不思議な作品。

ギャルゲーと間違って買ってしまうという罠にハマった人もいるらしい・・・。

パーティーゲーム

SFC といえばみんなで遊べるパーティゲームの良作も多かった。基本一人であそぶメガドライブとの違いはここだ。やはり友人たちと遊んだ記憶というのは大きい。

■7 決戦!ドカポン王国Ⅳ~伝説の勇者たち~

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と書いたんだけど友情を壊すゲームがこれ。

4人同時プレイが本当に熱くなってしまう。すごろくのようなフィールドでキャラクターをすすめながら、他のプレイヤーとの戦闘を繰り返していく。勝負に勝つと「相手の持ち物を奪う」ことができる。このシステムがかなり喧嘩の火種となる。相手が苦労して手に入れた貴重な武器などを剥奪できるのだ。

一度負けコースに進むと厳しいが、必殺技とカウンターなど逆転可能な戦闘システムもあるのでなんとか続けていける。より遊びやすくなった続編もあるんだけど絵柄とかはこっちの方が良いと思う。

ほんと友情破壊ゲームの名に恥じない。負けが混んだら不貞腐れる奴が出てくる。勝っている者は「ゲームくらいで熱くなるなよ」と追い打ちを掛ける。コントローラーが飛ぶ瞬間というのも何度かみた危険なゲームだった。

 パズルゲーム

■8 パネルでポン

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 任天堂が作った名作「パネルでポン」。テトリスのようなズーキーパーのような、同じ色のブロックを3つ合わせると消えるパズルゲーム。面白いのが連鎖発動中に他のブロックを動かせてもっと大きな連鎖を作ることができるシステム。二人同時対戦も熱い。

キャラクターデザインがお子様か大きなお友達向けで引くんだけど、かなりしっかりと作られて面白かった。

 アクション

■9 アクトレイザー2 沈黙への聖戦

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SFC 初期の名作といえばアクトレイザー。シミュレーションとアクションを融合させた意欲作だった。しかし子供の頃はこのシミュレーション部分の意味がよくわからず詰んだ記憶しかない。

メーカーのエニックスもそこの問題認識はあったらしく、本作アクトレイザー2はアクション部分だけのゲームとしてリリースされた。

重厚な音楽と美麗で派手なグラフィック。二段ジャンプとか滑空とかアクションも多彩でとても面白いのだが、どういうわけかこのゲームはさっぱり売れなかったらしい。

 

■10 スマッシュTV

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洋ゲー。日本人には絶対につくれないテイストのアクションシューティングゲーム。移動とは別に4つのボタンで銃を打つ方向を決めて攻撃するという、かなりとっつきにくい操作性が特徴。慣れるまでは地獄でコントローラーを放り投げること間違いなし。

ワラワラと湧いてくるザコ敵の数が半端なく攻撃をくらうと一撃で死んでしまう鬼な仕様。なれてくるとそれを蹴散らす爽快感が出てくる。

一部のひとたちの間ではクソゲーとして有名。その通りB級なクソゲーであることは間違いない。その酷さも含めて楽しめるようになれるか? が鍵。オススメ。

おわりに

以上10作品。スーパーファミコンの隠れた名作ゲーム10選を紹介してみた。メタルマックスとかドカポンとか隠れてないものも入っている気がする。

僕はメガドライバーとしての人生を歩んでいたため、スーパーファミコンを手にしたのも遅かった。ここにあげたソフトの大半は友達の家で遊んだものばかりだ。

やはりスーパーファミコンはメガドライブに比べて、シェアも大きく面白いゲームが多かった。みんなが遊ぶ王道タイトル以外にも普通に遊べるものが多かったと思う。メガドライブでこのクラスの作品を上げるとどうしても「クソゲーな部分を愛でる楽しみ方」ばかりになってしまう。うらやましかったなあ。

 

メガドライブの隠れてない名作ゲーム10選はこちら。

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