ケムリクサ 12.1話の感想～新たに投下される謎と次作の予感

先週ものすごく気持ちの良い形で最終回を終えたアニメ「ケムリクサ」。いいアニメを観た時には少しだけ日常から切り離されてるような心地よい余韻がありますが一週間経った今でもほのかに残っています。幸せな気分。

正しくその余韻が覚めやらぬ中、たつき監督がやってくれました。

そう「ケムリクサ」の続きである「12.1話」の配信です。

最終回直後に書いた感想記事

⇒⇒⇒ケムリクサ 12話最終回感想～ビターな世界に訪れたとびっきりの明るい光

りく・りょく・りょうの裏三姉妹を絡めた話などもっと見たい。終わったばっかりで申し訳ないのですが、12.1話、期待せずにはいられません。

このように書いて締めましたが、やはりというかさすがというか、もう慣れた感もありますが、たつき監督が難民向けにつくってくださいました。

あの「けものフレンズ1期」と同じ最終回放送、1週間後に配信してくださいました。あっちは色々と大変なことになってますが、たつき監督はマイペース。好きなことをやって前に進んでいく意志を勝手に感じとってしまいます。

趣味のアニメ12.1話です　#ケムリクサ pic.twitter.com/8Qo3DJLFQP
— たつき／irodori@ケムリクサ (@irodori7) April 3, 2019

たつき監督のTwitterでの動画再生回数はすでに100万再生越えてます。

趣味のアニメということですが、もちろん声優さんも参加済み。どこが趣味やねん。

なんと今回はりく・りょく・りょうの三人組のお話。あのりん達がいた世界、船があった世界からは消えてしまった裏三姉妹のお話ということで希望した通りでした。ありがたすぎる。

登場人物は、りく・りょく・りょうに加えて最後にワカバと思われる人物が登場します。みどりちゃんに転生前のワカバですね。

舞台は記憶の葉に似ている世界。りょくは大興奮。つーか、りょくちゃんの声って最高ですよね？

時系列的にはりんと別れを告げた後の話になると思うのですが、最後のワカバ合流が謎を一気に呼び込みます。

時系列はどうなっているのか？

ワカバはなぜ姉妹と一緒のタイミングで現れたのか？

船の機能が回復したからか？

アホそうなりく・りょうの顔が最高だわ！

衝撃的だったのがED。いつものようにシャレオツかつ熱いピアノのイントロとともに流れたのは・・・、ワカバに導かれと裏三姉妹がどこかへ向かう姿。

つまり「新しい冒険」の香りが漂います。

綺麗にまとまって本編には満足していますし、裏三姉妹は場所を変えて消滅したわけではなさそう。となるとりりの不遇が心残り。ひょっとすると「りり」を助ける話もあるのかも知れません。

嬉しかったのは画面の明るさ。キャラクターがいいだけに今度は明るい世界で動いてくれないかなと色々と妄想が膨らみます。

ケムリクサは次回への引きが上手いんですよね。これまでの謎を回収しつつ、新しい謎を投下してくる。今回は三姉妹の安否が分かってホッとしたけれど、ワカバと合流だと？どうなるの？って。

なんというかいつものケムリクサと同じ視聴感がありました。

とりあえずたつき監督にはお礼を言いたいですね。こんなん特典映像になるレベルでしょうに。

続編はあるのか？BDの売上次第だったかも知れませんが、当初の見込みよりも枚数が出ているようです。

ブックレット付きは再生産されるようで、4月21日入荷予定になっています。オリジナルアニメということで動きが読めないから絞ってたのかも知れませんね。