1年ぶりの新しい記事となります。
なんか勝手にドキドキしています。
キャラがわかんないし。
筒香はおそろしいまでの完全体として日本の4番に座っています。
あ、今期アニメはけものフレンズが面白いです。
・・・キョドったあいさつはここまでにして本題に行きましょう。
ブログのアクセスが急減しました。
このブログは1年くらい新規記事を追加せずに放置していました。
その間、時事系記事の賞味期限切れや季節要因などで多少の変動はありながらも PV は安定していました。3,000~4,000 くらいのPVで推移していました。
更新を再開する時のために「更新頻度? ブログ放置してもアクセス変わらないぜ」って記事をしたためてはいたのですが、下書きに眠っていました。
ところが、3月8日を境にアクセスが急減しました。
はてなブログのアクセス解析です。
気持ちよくベッコリとぶっ叩かれています。
数字は 半減 です。ちょうど50%程度になっています。
放置していたとはいえど残念。
でもはてなブログではあまり騒がれていないような。
もしかしてこのブログだけ? がっくり来てるフレンズはおらんの?
ってことで「放置して安定推移していたはてなブログの例」として記事にすることにしました。
Google のアップデート
3月のアップデート
3月8日にGoogle検索の大規模なアップデートが行われたようです。
Twitter などを見るとたくさんの人が大きな順位変動に触れています。
この変動については海外の影響力あるWeb専門家が付けた「フレッドアップデート」という名称で広まっています。現時点ではGoogle 公式な発表はありませんが使いやすいので・・・
フレッドアップデートの影響、対象となったサイトについて
こちらの記事では内容のうすい大量記事、もしくは過度の広告掲載を目的としたサイトがターゲットになっている説を唱えています。
アクセスが落ちたサイトの実例としてURLが掲載されてますが、「海外もこんなサイトばかりなんやな」と苦笑いしてしまいますね。
このブログについては正直「まあ、そう言われてもしゃーない面あるかな(プルプル」ってところです。
3月8日以降アクセス変動を報告している人のブログをいくつか調べてみましたが・・・
- 下がった人
見出しやアイキャッチなど丁寧に体裁を整えてアドセンスなど広告をバッチリと配置したメディアっぽいブログ - 上がった人
レイアウトなどにこだわらず書きたいことを書いているブログ
という傾向がある気がします。もちろんバイアス掛かってます。
ただ「変動無し」という人もいます。
落ちていない他のサイトの状況を見るとこれだけが理由では無いとも考えています。
2月のアップデート
さて、時間を少し戻しましょう。2月にも大きな変動がありました。
2月3日、Google としては珍しくアナウンスを出しました。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて
例のWELQ問題などキュレーションサイト乱立対策か、日本語検索の品質向上のためにウェブサイトの評価方法を変更しています。
さらに2月10日頃にも大きな変動がありました。
はてなブログ全体のアクセス数が急落中!参考までに、当サイト「クレジットカードの読みもの」のアクセス解析も晒してみる。 - クレジットカードの読みもの
はてなブログのグーグル検索順位下落について考察してみた - Zバッファ
クレジットカードの読みものさん、Zバッファさんなどはてなブログでしっかりと運営してきた方々からの報告もありました。
このブログは2月のアップデートの影響はまったく受けなかったのですが、3月のアップデートで大きな影響を受けてしまいました。
いずれにせよ、不正な自演リンクなどを使わないサイトでも大きな変動を受ける時代がやってきたようです。
あらためてこのブログのアクセス減の原因と対策を検討
ここから先は(も)推測です。
- 過度な広告
→ 減らす - キュレッてるコンテンツ(キュレーションサイトのようなコンテンツ)
→ 過去記事の見直し - 文体がウェルキー(WELQのような文体)
→ 過去記事の見直し - レイアウト
→ 素朴な方向に合わせるのも違う気がする - はてなブックマークの被リンク効果の低下
→ 今までが強すぎた感があり。しかたなし - はてなドメインパワーの低下
→ ブログは独自ドメイン
→ リンク元の評価についてはしかたなし - 公式サイト優遇
→ 個人ブログなのでしかたなし - 不正なリンク
→ リンクのチェックと否認 - スパム
→ サイト内検索結果スパムに対処 - 更新頻度
→ あまり関係が無いかも
本日取った対策
コンテンツの見直し、全リライトなどは大変なので簡単なところから変更を加えてみます。
1.過剰な広告の削除
▼ サイドバーの固定広告
これまでこのブログはサイドバーに固定広告をベタベタと貼っていました。オオサカ堂の育毛剤バナーやカップラーメン・漫画のアマゾンリンクなど。ほとんど売上には繋がっていませんので削除しました。Google AdSense のビッグバナーは残します。
▼ フッターの忍者AdMax
アドセンスは1ページに3つしか貼れないということで、忍者AdMax のバナーを貼っていました。AdSenseと比べてパフォーマンスが大きく劣るので広告貼りすぎって言われるくらいならもういい。スマホページも合わせて削除。
▼ 文中の Amazon リンク
記事内容が商品紹介でなくても、ベタベタと関連ありそうな商品を貼り付けていました。文末に5個くらい並べたり。

Amazonギフト券(グリーティングカードタイプ ) - 3,000円 (誕生日)
- 出版社/メーカー: Amazonギフト券
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: Paper Gift Certificate
- この商品を含むブログを見る
例ですからね^^
はてなブログは Amazon 商品紹介が簡単なのも特徴ですが、このカードから商品紹介ページへのリンクが3つ出ています。過剰と言われるのも妥当かも知れないので、文中のAmazon リンクを大幅に削除(当社比)しました。
まだ AdSense の配置見直しやさらなる Amazon リンクの削除など出来そうですが、今日のところはここまで。前述の海外SEOサイトの記事では「広告を削除したら戻った」とまで言ってますが、日本での例が整ってからとしましょう。
2.リンクの否認
フレッドアップデートでは過度な広告や低品質コンテンツを指摘されていますが、はてなブログ・ブックマークの被リンク効果減少や不正なリンクの問題、今回のアップデートでよりリンクの質について厳しく見るようになったということも考えられます。
これまでこのブログは被リンクについてはノーガード。(放置していたこともあり・・・)
この機会にサイトへのリンクを確認して、大きく問題がありそうなものは否認していきました。
- 特定サイトからの過剰なリンク
ある一つのサイトから900件ものリンクが貼られていた
→ はてな関連ではないので否認。 - アフィリエイトのサテライトサイトからのリンク
→ 内容に関連があっても否認 - 海外の内容に関連の無いサイト
→ 否認(ロシア多すぎ)
バックリンクを否認する - Search Console ヘルプ
その他にも検索結果を表示するサイトや誰かが情報をクリップしただけのようなサイト、アンテナサイトが出てきますが判断がつかないものは放置。
このあたり皆様どうしてますか? 運営していたら普通に付きそうですし。
3. サイト内検索結果スパムへの対処
ちょうど本日ウェブと食べ物と趣味さん のこちらの記事を拝見しました。タイムリーでした。ありがとうございます。
サーチコンソールのインデックス総数を確認するとこんな事になっていました。
見事に エレクト してます。
明らかにおかしい。
まったく更新していないブログなのに。
年明けから 6倍 のインデックス数になっています。
Google インデックスに登録されるスパムにやられたようです。
はてなブログの検索ボックスを利用して検索した結果ページが、Google 検索に登録されてしまう。中国語圏のサイトへリンクが貼られSEOに使われているようです。
この現象と対策はめかりるさんの記事にて詳しく解説されています。
めかりるさんの記事を参考にして「既にインデックスされているURLを一時的に削除」「Javascript によるブログ内検索結果の noindex 化」の二つを実施しました。ありがとうございました。
※「URLパラメータの設定」については次回クローラーが回って来た時 noindex を認識させるために設定しませんでした。「既にインデックスされているURLを一時的に削除」は検索結果に出てきた75件のみの削除。計算上1500件ほど残っているのでそちらも再クロール時に noindex を認識して消えていくのを地道に待つことにします。
おわりに
1年放置していたこのブログ。2015年型のブログです。
安定していた PV もはてなブログが最強だった時代の名残り。
記事を更新すれば短期間で Google 検索の上位にランキングされて、多くのアクセスを集める。カン違いされがちですがブクマ数は関係無く上位に出ることが可能でした。
アクセスが減ったことによって一年ぶりに更新しましたが、「過剰な評価が是正されて本来の評価に落ち着きつつある」と言っても良いかもしれません。
もちろん本日の「過剰な広告の削除」「リンクの否認」「サイト内検索結果スパム対策」にてアクセスが回復すれば嬉しいですけどね。