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朝の遊歩道

近所にこれはもう歩いてくれと言わんばかりの綺麗に整備された遊歩道があります。遊歩道だから当然の主張なんだけど。両側は様々な樹木で緑化されて、新緑や花の香りがたまらない。もちろん桜も植えられており、花見の頃はそれはもう美しいです。小川のような水路が流れており、時々暗渠になったりしながらもサラサラという水音を聴かせてきます。かつては線路が走っていたようで、なんとなくホームの痕跡が残っていたり、踏切の残骸があったりするのも趣きがあって良いのです。

晴れた日の朝はこの遊歩道を歩くのが日課となってます。散歩のようなウォーキングのようなどっちつかずな感じです。だいたい往復3kmくらいの距離。時間にして25分。途中に幹線道路を高架となって越えていく箇所があり、高架中央の広場でそれっぽくアキレス腱を伸ばしてから引き返します。

いつ出発しようか?

今のような夏至まで3週間の日が長い時期であれば、4時40分くらいから歩くのにはそれほど障らない明るさとなります。この時間の素晴らしさはまず「遊歩道がほぼ貸し切り」になること。朝の静謐な空気を独り占め出来るし、多少アグレッシヴな歩きかたをしたり、iPodの曲に合わせて不思議な踊りを踊ったりしても「安全」なんです。そして朝焼けの時間にぴったり。ちょうど高架で屈伸するころに朝焼けが遠くの稜線に掛かっていくのが見れる。これはほんとに美しい。

しかしデメリットもあって、早起きはともかくまだまだ太陽光のパワーが足りないのです。眠気を吹っ飛ばしてパリっとした一日のスタートを切るには1時間くらい後の方がいい。光合成にはちっと光量不足なんです。

では1時間後ならどうなのか? 先ほど「独り占め」なんて欲深い書き方したけど、5時30分くらいだと、もう人が多すぎるんです。30mに一人くらいの間隔ですれ違う。誰だって歩きたくなるくらいに素敵な道だから仕方ないんですけどね。ウォーキングやランニングが流行ってるのを実感します。まあ自他共認める最強インドア派な僕が歩いてるほうがおかしいのですが・・・。

ただ挨拶があるのはいいですね。「ハヨザイマース」ってお互い口に出しながらすれ違っていくんだけど、何回かしているうちに元気になってくるのも確かです。切れ間なく挨拶してると部活で声出して走ってた頃を思い出したりして。

毎日歩いていると顔なじみが増えてきます。正確に顔を覚えてるわけでもなくて、服装や動き方で覚えてるんですけどね。体操服みたいなジャージ来たおっさんとか、ピンクの帽子かぶるおっさんとか、ギリギリ追い抜けないペースで前方に立ちはだかるおばさんとか、いつでもタンクトップのガチムチ兄さんとか、タバコ吸いながらラジオ慣らして歩く爺さんなどなど・・・。

僕はといえば「青いニューバランスのノッポ」で認識されてることでしょう。

 遊歩道は何かに似てる

顔なじみ、いつの間にか見かけなくなったりするんです。アレ?最近あの人みないなーなんて思ったり。でも歩く人の数は減らない。新しい人が参入して、ちょっとずつ入れ替わってるんですよね。そして久しぶりに顔合わせて目線があうなり「オハヨウゴザイマス」ときっちり発音してみたりする。

これ何かに似てるなーと思うんです。

そう、購読中のブログなんですよ。ちょこちょこ購読するブログを増やしているけど、ブログを読むのに費やす時間はそれほど増えていない。更新を止める人やペースが落ちる人もいるんですよね。もちろんずっとマラソンを続ける人もいて。久しぶりに更新があってちょっと嬉しくなるのも似てるなあ。

これからどんどん暑くなり歩くのもたいへんになるけど、ベスト時間を見つけて朝歩きしたいです。もちろんブログも遊歩道の顔なじみをキープできるくらいには更新したいですね。