ナンバープレートあれこれ～ゾロ目のすごさと希望ナンバー選びのヒント集

前回の記事において、ちょこっと小道具として「ナンバープレート」を出してみました。コメントで「ゾロ目のナンバープレートのすごさ」について知りたいというコメントを頂きましたので、簡単な解説とナンバープレートで遊んでみよう！という記事を書いてみたいと思います。

⇩ 前回の記事 ⇩

マイルドヤンクなローカルキッズ達～真夏の夜と車と肝試しの思い出 - カモメのリズム

ナンバープレート

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ナンバープレート、正式名称は自動車登録番号標ですね。今回は普通自動車主に自家用車の観点で見て行きましょう。このプレートには４つの変数が記載されています。図のABCD で示した４つの情報が載っています。

■ A 地名

自動車を登録した、陸運局または自動車検査登録事務所が書かれてます。ちなみに１０年くらい前から、ご当地ナンバーとして登録できる地名が増えており、現在は１１６ヶ所の地名があります。富士山とか奄美とかいいですね。ま、私のような地方出身者は品川ナンバーに憧れますけど。

車は品川ナンバー、イケてる東京ナンバー ♪ 品川ナンバー / 相対性理論

■B 分類番号

自動車の種類によってきまります。先頭の一桁が自動車の種類で、後二桁が連番ですね。３ナンバーは普通自動車。５ナンバーは小型自動車などなど。

■C ひらがな

業務用、自家用車用など用途によって割り当てられた文字が違います。有名なところでは「れ」「わ」がレンタカー。「お」「し」「へ」「ん」は視認性、不吉、くさそう、発音の理由で除外されてます。あとは駐留軍向けにアルファベットなども割り当てられてます。

■D 車両番号

４桁の番号です。で希望番号制度というのがあり、ここの番号をユーザーが指定できるようになってます。・・・１ ～ ９９９９まで９９９９通り。人気がある番号については抽選制になっています。指定しなければ連番が順に発番されていきます。今回はこのD の車両番号についてのお話です

もっと詳しく知りたいかたは Wikipedia などで。

日本のナンバープレート - Wikipedia

ゾロ目のナンバープレートのすごさ

昨日の記事に書いた「ゾロ目のナンバープレートのすごさ」とは。私の出身地域では悪そうなトンガッた人たち＝ヤンキー系の人たちが目立つためにゾロ目をえらぶのです。ある種のステータスとなっているんですね。

９９９９ ,７７７７などのゾロ目

やはりゾロ目は目立ちます。９９９９通りのうち９種類しかありませんからかなりのレアです。とくに ８８８８ です。これは私の地元では最上位とされてます。ホンモノの人たちに好まれると言われる番号です。（携帯電話も同様の話を聞きますね）

その他いくつか、その手の人たちに好まれる発番形態を紹介します。

▼ 一桁系

・・・１ や・・・８など

当然一桁のものも人気があります。桁数の足りないナンバーは０埋めではなく「・」が使われます。この「・」もワル感を盛り上げる要素となってる気がします。

・・８８ など「・」＋連番というコンボも好んで使われます。

▼ キリ番系

８０００ とか ９０００ ですね。これもレアなので好まれます。

▼ スリーカード

・５５５８８８０ など

やはりゾロ目は人気がありますので取れるとは限りません。３桁揃ってる番号もそれなりに迫力が増しますので、こちらを使う場合もあります。

▼ スプリット

１００１８００８８１１８など

スプリットというのは今僕が適当につけたんですが、ハサミ目って方が適切かな。これも人気があるタイプです。

この知識がなんの役に立つの？

これは向こうから発信してくれている標識のようなものです。この性質を逆手にとって、危険回避に利用できるのです。車種や外観に加えて番号も判断材料にできるということです。

駐車場でこれらの車の隣に止めたりするのは避けましょう。万一擦ってしまったりドアをあてたりするとたいへんです。目の前にチンタラ走っている車がいてイライラすることもあるかも知れません。ナンバーをチェックして「これらのナンバーな車であれば、無理して追い越さずに十分な車間距離を取る」ということに使えます。血気盛んな相手に煽られたりせずにすみます。

では逆に印籠のごとく「トラブル回避」に使えるのでは？とも思いますが、ヤンキー系ではないのにゾロ目とかつけていると、目をつけられることもあります。

僕の友人の言葉を借りるなら「シャバいくせにそういう番号でハね回るのはやめとけ」ということです。

以上は僕の出身地での話ですが、いわゆるマイルドヤンキー文化圏であればだいたい共通するようなものだと思ってますが、どうでしょう？？