【公務員試験】 はじめに ~ 公務員試験入門本で試験を知ろう。

公務員になりたい。地元で働きたい。未来に残る大きな仕事がしたい。自身の経験を自治体で活かしたい。社会・公益性の高いしごとがしたい。安定した仕事につきたい。公務員を志望する動機は様々です。

なんとなく、公務員っていいのではないか? と思い始めたら・・・まずは情報収集。

公務員になるには試験に合格しなくてはなりません。しかし民間の就職試験と異なり、その情報はオープンにされていて対策も積み上がっています。全国各自治体、地方上級や国の省庁など色々な受験先はありますが、共通点も多いのが特徴です。

効率的な情報収集が鍵を握ります。情報を把握して「受験するよ!合格するよ!」という気分を高めていく。これが大事です。 

公務員試験を知るおすすめの本

何かに興味を持ち始めた時にwebサイトや、友人・知り合いなどから情報収集をはじめると思います。私もそうであり、このブログの公務員関係の記事でも出来る限り生の役立つ情報をお伝えしたいとは考えています。

しかし、一本筋の通った概要をひと通り本・書籍を通して知るというのも重要だと考えています。ここではその用途に適した公務員受験を志す人々がまず最初に見るべきオススメの入門書を紹介していきます。

 

公務員試験 学習スタートブック

公務員試験 学習スタートブック 31年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画 1)

公務員試験 学習スタートブック 31年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画 1)

 

 ※2019年度試験対応版が出ました!!

公務員試験の独学者にとっては大きな指針となるとても良いムック本だと思います。公務員試験の仕組みやスケジュールなど様々な試験の情報が載っているのが特徴で、スタートブックの名に恥じないシリーズです。これを読んで具体的な職種を選定し、受験スケジュールを立てるのに適しています。データ重視で堅実な内容ですので信頼できるでしょう。

 公務員受験の秘伝   (TAC出版)

公務員受験の秘伝 人気講師が教える合格パーフェクトガイド 2017年度 (旧:秘伝 公務員になる!)

公務員受験の秘伝 人気講師が教える合格パーフェクトガイド 2017年度 (旧:秘伝 公務員になる!)

 

TACが出版する公務員試験入門の本。独学ではこのシリーズの書籍に何度かお世話になることもあるでしょう(何処の本屋にもあって目にとまるので・・・)

私も勉強を決意したその時に注文して、最初に読んだのがこの本でした。そもそも公務員ってどのような仕事があるのか? から始まり、どのような試験があるのか?どのような科目があるのか? が簡単に紹介されている分かりやすい本でした。 独学ならまず最初に触れるもの必携と言えるでしょう。

公務員試験のムック本は様々出てますがメインとはならないけれども、ピンポイントで得点を稼いだり、時事問題への対応力を高めたりするようなことに使えるので私としては気にいってます。特に息抜きにや空き時間に読みましょう。スー過去ループの円環の理に疲れた時におすすめです。

試験期間のお供に読みたい受験ジャーナル

公務員試験・受験ジャーナル

公務員試験 受験ジャーナル Vol.5 31年度試験対応(2019年度試験)

公務員試験 受験ジャーナル Vol.5 31年度試験対応(2019年度試験)

 

定期的に刊行される公務員試験の情報誌、「受験ジャーナル」です。上記の学習スタートブックの本家でもあります。数的処理特集・地方上級直前・面接対策・論文対策など時期に合わせた特集記事がある。学習期間中すべての号を買う必要はなくて、読みたい特集号を買うとよいでしょう。

学習に関する記事は最初、あまり理解できないかも知れません。しかしこれらが「すらすら読めるようになってきた」「うん、この人の言ってること分かる」となってきた所が合格の近く。いわゆる目安になるものだと思います。

難点としては合格体験者の勉強法が正攻法すぎて、まばゆすぎること(笑) いかにも真面目そうで、何事も全力で取り組みます!という人たちばかりに見えるので凹むかも知れません。 しかしあの人達は宣材、多分上位5%くらいの合格者です(断言)。あくまでも参考程度にとどめましょう。

社会人向け
社会人が受けられる公務員試験 早わかりブック 2020年度

社会人が受けられる公務員試験 早わかりブック 2020年度

 

 社会人経験者向けの公務員試験ガイド。

他の公務員試験入門書的な本

「受かる勉強法・落ちる勉強法」とか「現職人事が書いた・・・」シリーズもありますが、前者は表現が過激すぎたり、後者はイマイチぴんと来なかったりで私には合わなかったです。

このように自分には合わない本・参考書というのも出てきます。しかし、この時に色々なものが試せるのが独学の良いところなのです。お金は多少かかりますけど合格に比べたら安いもの^^ 

入門書を読み終えたら

試験の概要はこれらで分かると思います。大切なのは参考にとどめておく。鵜呑みで信じるのではなくて「イケるかも知れない」という気にさせてくれれば良い。これらの本は暇な時に、初心に帰りたい時に読むようにしましょう。

どの本も余裕をもったスケジュールが書かれていると思うのですが、現実は受験を決めた日が遅かったり、日々の仕事に忙殺されたり、就活や大学の試験があったりでこうは上手くいかないでしょう。なので当ブログ的な補足として、4ヶ月でも十分に合格するだけの力をつけることが出来るとお伝えしておきます。

さあ、概要を学んだら勉強の開始です!

でもその前に、独学か予備校か? どちらにしようか迷ったらこちら。

こちらの記事もどうぞ!

▼ 公務員試験の概要を知る

既卒・高齢でも大丈夫!公務員試験は独学で合格可能です。

取捨選択が大事!一次筆記試験の科目と優先度

▼ 教養試験科目の勉強法と良書の紹介

文章理解(英語・現代文・古文)の勉強法

自然科学分野(数学・化学・物理・生物・地学)の勉強法

人文科学分野(世界史・日本史・地理)の勉強法

社会科学(政治・経済・法律・社会)と時事。勉強法

数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)の勉強法

▼ 専門試験科目の勉強法と良書の紹介

法律系科目(憲法・民法・行政法)の勉強法

経済系科目(ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学)の勉強法

行政系科目 (政治学・行政学・社会政策・国際関係)の勉強法

専門試験(刑法・労働法・経営学)の勉強法

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