【電子工作】 秋葉原に行ったら立ち寄る電子部品を扱うお店。

先日のエントリーで少し触れましたが電子工作が好きなんですよね。オーディオアンプやギターのエフェクターなどを自作します。DIY や 料理やこのブログしかりでちょっとした物を作ることが好きだったりします。自己満足レベルですけど。

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以前は東京に住んでいました。休日、月1~2回くらいの頻度で秋葉原方面へ出かけていました。神保町で降りて古本屋をめぐり、水道橋のWINSでメインレースの馬券を買い、御茶ノ水の楽器屋で新製品を確認し、レコード屋で1枚仕入れてから歩いて秋葉原に向かい、電子工作のお店やPCパーツのお店をチェックしつつ末広町のあたりまで行ったらジャンク通りを引き返して入念に掘り出し物を探すという超充実した休日(笑) ですね。

秋葉原、電子部品のお店

というわけで今回は秋葉原に行ったら必ず立ち寄るお店、僕が良く利用する電子部品を扱うお店を紹介したいと思います。

秋月電子通商

知らない人がみたらその異様な雰囲気に驚くこと間違いなしなお店。蛍光灯が煌々と輝く店内に群がらる玄人っぽい風貌の人達が少年のように目を輝かせながら良くわからないものを物色している。電子工作に興味ないころ、初めてみたときはほんと驚きました。

まず第一に値段が安いです。決まった部品を探すときにはまずこのお店にたちよって、無ければ他のお店に行くようなことが多いです。

秋月と言えばキットも大きな特徴。このお店のキットは少しレベルが高いものが多いです。秋月のキットを組み上げるとちょっと階段を登ったような気がして嬉しい。

部品にデータシートがついてるのも助かります。

欠点といえば、店内は一歩踏み出せば人に当たるという賑わいっぷりです。ニワカにはのんびり商品を探しづらい雰囲気があります。慣れればへいき。

*8月17日にリニューアルオープンしたとの情報がありました。品揃えは変わらないんだろうけど、行ってみたくてたまりません。

千石電商

秋月電子のすぐ近くにあるお店。ここは取り扱い商品の幅が広いです。電子部品だけでなく工具も揃います。ギターのエフェクターとか作るにはここが最適。それ用の部品も揃ってるので好きです。

特徴は品揃えの豊富さ。スイッチ、ボタンやケースに配線材。ロボット系などメカトロニクスなものあり、電子工作に必要な工具や消耗品まで多く揃っています。

値段は普通。秋月と比べて高くみえてしまうのが難点ですかね。店頭にたまに並ぶジャンク品袋は面白くて好きです。

マルツ

マルツ。本店と2号店があります。こちらは綺麗な店内で、ほとんどの商品が丁寧にパッケージされています。ゆったりと探せます。コンビニエンスストアのようなイメージです。ただ秋葉原特有の高揚感みたいなものはありません。時間が無い時とかちょっと買い足したいときには比較的夜遅く、20:00まで空いているので便利な存在です。

特徴がないことが特徴。とも書きそうになりましたが、雑誌連動の企画などが多い印象です。キットは高品質なものが多い。オリジナルブランドのLinkmanは安くて品質も高くて個人的にはよく使います。

通販サイトもあります。最近のサイトな雰囲気です。

そして実は読み物としてオススメなのが資料・技術情報のコーナー。この丁寧さがマルツというお店を良く表していると思います。

aitendo

昨年末広町の近くに移転したお店です。面積が倍以上広くなって様々な商品をあつかうようになりました。aitendo は元々はcoconet というお店で液晶がとても強かった。液晶が一般化してからは色々なオリジナルのモジュール商品を取り扱うようになりました。

他とは一線を画した品揃えが特徴です。Arduino 互換機やMP3、ラジオモジュールなど値段も手頃である程度完成されているものが多く、ついつい手に取ってあとさき考えずに買ってしまいます。

店頭に並ぶジャンク品も綺麗で安いのであとさき考えずに買ってしまうことも・・・。店内回っているだけで結構な時間が経過してしまうお店です。

若松通商

末広町の近くにあるお店。ここもとても幅広い商品を扱っています。最近では各種のマイコンボートに力をいれています。僕はこのお店で買ったアンプのキットから電子工作に入りました。オーディオ系では真空管やレアなコンデンサの取り扱いもあります。なんとなくちょっと昔の秋葉原のイメージですね。エレクトロニクスって言葉が似合う感じ。

ディスコンになった製品も根気強く継続して在庫販売しています。プレミアムが付いた値段でお高めにはなりますが、助かることもよくあります。困ったときには若松頼みですね。

通販サイトからただよう老舗感もこれはこれで良いものです^^

おわりに

秋葉原にはこの他にもたくさんの電子部品を扱うお店が存在します。徐々に縮小傾向にあると言われていますが、まだまだ歩いて見て回るのもとても楽しいです。

どのお店も通販サイトがありほぼ同じものが買えますが、実物を見たり作例の展示を見たりして買う予定の無かった思わぬ商品に出会うのも店舗巡りならでは。

やはりちょっと恋しくなりますね。今は東京に行く機会がある時に時間を作って立ち寄るようにしているのですが、以前のように一日掛けてじっくりと探索したいですね。

大阪・日本橋も共立電子が相変わらず頑張ってたり、千石電商が進出したりで面白いのですが、やはり歩きまわる楽しさは秋葉原のほうが上かなと思います。

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追記:アキバ系趣味のもう一つの側面について記事を書きました。

⇒⇒⇒アクセルしかない車 - カモメのリズム

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僕が電子工作に興味をもったのはこの本がきっかけでした。

Make: Technology on Your Time Volume 06

Make: Technology on Your Time Volume 06

 

Make:Magazine です。見ているだけで楽しい工作の数々。アメリカから生まれたムーブメントの翻訳で面白いものが沢山載ってます。個人でこんなの作ってる人がいることに驚きました。 今は定期的な刊行がなくなってしまいましたが、大きな特集本がたまに発売されています。

トランジスタ技術スペシャル 2017年 01 月号

トランジスタ技術スペシャル 2017年 01 月号

 

トラ技もたま~に買います。僕の知識では理解不能な記事がほとんどです。しかし巻末の秋月電子の広告とか眺めてるだけでも結構楽しかったりします。