明けましておめでとうございます (*^◯^*)
かなり唐突ですがマネーの話でもしましょう。
2016年に入って株式市場、そして為替市場が荒れています。
毎朝の目覚ましと同時に天気予報と為替情報をチェックするのが日課です。日本は祝日でも為替市場は週明け。今週は下窓が大きく開いてのスタートでした。
ついにドル円は117円を割り込み、ポンド円も170円を突き破りました。
*正午現在は窓を埋めています。
2011年からのドル円の動き
月足です。(4年前は1ドル75円近くだった衝撃)
見ての通り大きく上昇しています。円安トレンド。
私は外国為替証拠金取引=FXをしますが、この4年間は「負けなし」でした。
デイトレーダーを名乗るほど取引回数が多いわけではありません。年に数回自分のルールに応じた金額とポイントでポジションを取ってスイングで利ざやを抜く。じっと待つ投資スタイル。運用益はそこそこです。
この4年間適用していたルール
- 通貨はドル円のみ
- 長期トレンドの方向のみエントリー
- → すなわちロング(買い)のみ
- 短い時間足は判断の材料にしない
- 指標発表時にはポジションを持たない
- エントリーポイント① 下がって再び上がり始めたら買う
- エントリーポイント② ブレイクアウトしたら買う
- ストップロスは深めに取る
- 影響のない額 (ポジションを持った瞬間から無くなっても構わない額)
具体的では無いですが大きく意識してるのはこんな所。年に数回のトレード、なるべくエントリーをしないように心がけています。「負けなし」だった理由は単純でこの上昇トレンドの中、ロングしか入れないルールだったからというだけです。
エントリーポイントと長期トレンドの転換
ここからが本題。なぜこんな記事を書くのか? その理由は二つです。
- 注目のポイントへ接近中
- ルールを変える必要がある
チャイナショックライン
昨年8月の世界同時株安が発生した日に116.1円あたりまで落ち込みました。その後反発して123円台後半まで回復しましたが、年初来高値=数年の円高トレンドの最高値である125.8円を更新すること無く再び下落しています。
*チャイナショックの反発時はエントリーしていません。2015年の後半はノーエントリー。そういうトレーダーの言うことだと改めて理解していただければ^^
この116.1円ラインが要注目です。上に示した月足画像の青いラインです。ここは私だけでは無く世界中のトレーダーが意識するポイントです。現在下降中ですが一旦このラインへトライする可能性が高まっています。
ルールの変更
115円後半から116円前半。注目のエントリーポイントです。
このラインを割った場合、すなわち4年間続いた円安トレンドの真の終焉です。バイバイ!アベノミクス!ということでショートの解禁を考えています。
このラインでのアクションを整理すると以下の通り。
- 割ったと同時にショートエントリー (枚数少なめ)
- 割った最初には乗らず、戻りや第二波でショートエントリー
- 割らずに反発した場合はノーポジション
割ったと同時にショートエントリーは騙しの恐れもある。お祭りを期待してしまうが耐えて本命の戻りや第二波を待った方が良いかも。トレンドを確認してからでも良いかな。
割らずに反発した場合は…
やはりしばらくロングは出来ないですね。
おわりに 2015年の景気雑感
2015年は景気が良かったと実感しています。
ブログ的な観測範囲でも高級食材・飲食店記事や投資記事が増え、節約レシピや失業保険ハックのような記事が減ったように思います。自分がそのようなものに目が行かなくなっただけかも知れませんが、まあ個人的な景況感は良かったってことですね。
私も恩恵を受けていますが、ブログでマネタイズ!真似たい’s!が増えた理由は企業の広告費がじゃぶじゃぶしてるのもあるんじゃないかなーと思ってます。
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昨日見たこんなのも、結局好景気でしょ? って。
もちろん日本を取り巻く構造的な閉塞感が払拭される訳はありませんし、その流れを汲んだミニマリストを名乗る方たちも増えた。(昨年中盤から看板下ろした人もチラホラ見かけますが好景気ゆえに案外早急に家計的な効果が出たのかもと推察しています。断捨離効果もあっただろうしそれはそれで良いこと...)
それでも昨年は「ちょっとした贅沢」をする機会が増えたのではないでしょうか?
しかしです。「自分が実感持てるくらいなのでソロソロやばいかな~」って気がする年初な訳です。
上に書いたチャイナショックラインを割って円高トレンドに入り増税コンボで景気が冷え込むのもありうると思い書いてみました。
なお「負けなし」はここ4年の話でその前にきっちり狩られています。ポンド円で瞬獄殺を食らってボーナス吹き飛ばしたり、ドル円塩漬けしたりの経験を積んで今の慎重な投資スタイルに行き着きました。
FXをしてみよう!と言う方もいらっしゃるかも知れませんがくれぐれも余剰資金で。失っても構わないくらいの金額でやるようにしてください。チャートの見つめ過ぎで目をヤラれないように・・・