ネット系プロ野球ファンにとってはお馴染みのNPB=日本プロ野球機構による公示。
シーズン中は日々「出場選手登録および登録抹消公示」に注目し、二軍から誰が上がってくるのかワクワクしながら眺める。オフシーズンは自由契約選手や任意引退選手についてたいていは報道や球団発表の後追いにはなるがまとめて確認したりする。
*たとえば今年の2015年度 任意引退選手のページ。届け出、事務処理順なのだろうか?まだ山本昌は公示されていない。2015年度 自由契約選手のページ。グリエルの名前があるのが泣けるんだ・・・。
とまあこんな感じで公示として機構の正式な発表を知ることができるわけだ。
そして本日11月10日、「失格選手」の公示がなされた。これまでに見たことが無い残念なものだ。
公示 ~ 失格選手
野球賭博問題に関する処分として読売ジャイアンツに所属する3選手が失格選手となり失格選手名簿(インエリジブル・リスト)に入れられてしまった。
2015/11/10 読売ジャイアンツ 福田 聡志 投 手 29
2015/11/10 読売ジャイアンツ 笠原 将生 投 手 63
2015/11/10 読売ジャイアンツ 松本 竜也 投 手 41
3人の行為は野球協約の第180条 (賭博行為の禁止及び暴力団員等との交際禁止)に該当するため、規則通りの当然の措置。昨日ジャイアンツを契約解除となったがこれにより、他球団と契約し選手を続けることも許されなくなった。
残念
今回の失格選手の公示は41年ぶりのもの。失格選手は長いプロ野球の歴史の中この3人も含めて12人しかいない。
今回は非常に残念な結果となった。八百長行為が行われていないからか、永久失格選手にはならなかったようだ。
読売ジャイアンツの3選手の問題としてプロ野球機構として処分を下したが、今後警察の捜査などで他球団に飛び火する事態もあるかも知れない。いくらレアとはいえもう二度と見たくない類の公示である。
WBSC 世界野球プレミア12 開催中の公示。明るい話題で盛り上がりたい。韓国戦を見事制した侍ジャパン。モヤモヤを吹き飛ばすようなゲームをして決勝の舞台へ、日本へ返ってきて欲しいところ。
また本日は合同トライアウトも開催されました。注目していたSB白根選手は3安打 の大活躍だったようです。